Track.1
Starry sky ~Discover duo~

静かな街で これからもずっと
変わらぬ日々を 過ごしていくはずだった

ふと気がつくと 夢の中にいた
それはなぜか あまりにもリアル過ぎて


何度も繰り返し 変わりゆく日常
そんな不思議な日々を 楽しんでいる私がいて


まだ見ぬ君と して過ごした 憧れの時間
望みとは少し 変わった形だったけど

一つ一つの出来事が 全て新しくて
またいつか 同じ夢を
過ごせたらと思っていた



遠く離れた 私の中にいる
君の姿を 鏡越しでしか見れなくて


何度もすれ違い ぶつかり合った
でもなんだか遠くの 君と笑い合えた気がした


まだ見ぬ君が 過ごした私 としての時間
不確かな記憶 残った文字を辿っていく

変わりゆく日々 に戸惑う 時もあったけど
さり気ない暖かさに 満ちていく私の心



遠くにいた君が すぐ側にいる
こんなに近くにいるのに 胸が張り裂けそうになる


切ない思い溢れてきて 涙流してた
君へと託した 時間流れる赤い紐

夜空一面覆い尽くす 壮大な星を
遠くの君も今は 同じ空見ているのかな



Track.2
星霜回廊


薄れる千年の記憶 残されたのは形だけ
何の為かもわからずに 意味もなく舞い続ける


全ての答えは 天へ消え去り
誰も知らない 務めの真相

時間、繋がり 縒り集まっていく
その繋がりを 今日も紡いでいく


分かれた私の御魂を カクリヨの依り代へと
捧げる事の 本当の真実は


曖昧な私の定め 嘲笑われて貶されて
もし逃れられるのならば 全て捨てて都へと

薄れる千年の記憶 残されたのは形だけ
何の為かもわからずに 意味もなく舞い続ける



私と神を 繋ぐ理(ことわり)
それが何故なのか 答えは葬られた


絡まり途切れまた戻り それがムスビそれが時間
その言葉の意味は 今は知る由しもなく


紡がれた赤い紐は 誰の時と時を繋ぐ
不確かな夢の記憶 捻れ歪む私の影

伝わる千年の記憶 残されたのは形だけか
この先も知ることはない 神楽舞うその真実を


ここにいてはいけないと
かすかな声が聞こえる
君の声と気づけずに 深い眠りへと堕ちる
私の御魂依り代に残して


再び起こる惨劇を 伝えようとしてたのか
私の残る冥界に 描かれた二つの星

千年に渡る宣託 まだ見ぬ君へと託して
私の半身残して あるべき場所へと還る



Track.3
あやふやデイズ


夜が明けて 朝日が差す
いつも通りの 日々が揺らぎ始めた

それが何か 気づいているけど
考えても どうにもならない

今日は貴方 昨日は多分違うかも
問いかけても答えはあやふや

夢とかムスビだとか 幼い私は
なんのことだか よくわからないけれど

かけがえのないものが もしもあるならば
それが貴方を 大きく変えてるのかな


伝えられた このお役目
何とはなしに 務めを果たしていく

それはふとした好奇心だった
私の意識 どこか消えてった

気がついたら 不思議な空間にいた
時を越える糸を辿ってゆく

私でない誰かの 夢を見ている
千年前の この街見てるような

光と共に意識が 抜け落ちていく
何事もない ようにするりと消えてった


夢とかムスビだとか 幼い私は
なんのことだか よくわからないけれど

かけがえのないものが もしもあるならば
それが貴方を 大きく変えてるのかな


大切なものは 私のすぐ側に
コドクではないよ そう伝えたかった




Track.4
Alteration destiny


「忘れたくない」君との 記憶の欠片散ってく
全て失っても いつか出会うその日まで


星が降ったその時から 君がいない現実を
受け入れられず僕は残酷な 運命に背きたくて

消えた町を過ごした事 それは夢か幻か
堕ちる時聞こえる声 導かれるカクリヨへ


君の中に僕がいた 不確かな記憶だけど
暖かく眩しい そんな日々が好きだった

星が二つに砕けて 迎えるこの惨劇を
二人で打ち壊す 君に未来を託して


星が降ったその前の日 君は逢いにきてくれた
どうにもなくても 悔しくて胸が 締め付けられそうになる

夢の中でただ叫ぶ そこにいてはいけないと
再び戻れた奇跡 僕が運命を変える

ふと聞こえた鈴の音 確かに君はそこにいる
声だけが聞こえる 見えぬ姿探して

訪れる黄昏時 振り向いたらそこにいた
君にやっと会えた この奇跡を噛み締めて

I will not forget you
Even after many years
It falsely disappears from memory


手に巻かれた赤い紐 あるべき所へ還す
受け継ぐ僕の意志 君に未来を託した

想いをその手に刻み 消えていった君の姿
無くしたりはしない 何度も叫ぶ名前を

「忘れたくない」君との 記憶の欠片散ってく
全てを失っても いつか出会うその日まで



Track.5
Stardust et finis


広い夜空 照らしてく 無数の星達が今
私達を繋いでいる
時の壁を 壊してく 幻でないのならば
きっと君に出会えるはず

誰も望んでいない 終末を迎える世界
この手で運命(さだめ)変えるため
遠くへ未来へ駆けてゆく

いつまでも忘れはしない まだ見ぬ君がいてくれた
暖かさと その温もりが 今私の力になる

掲げた手は空(くう)を切った 落ちていった一番星に
この想いを 伝えたい 例え記憶失っても
二人の夢を乗せて


消えて行く君の姿 迫り来る大きな星
薄れる記憶に気付かず

私はただ走り出す やるべきことはただ一つ
皆の未来を守る事

誰も気付きはしない この先に迎える終わりを
決してくじけたりはしない 君が勇気をくれたから

いつまでも忘れたくはない 砕け散る記憶の欠片
拾い集める 時間さえも 私には残されてない

全てを壊す星の欠片 あの日見たこの惨劇を
決して二度と 繰り返しは させない私がこの手で
運命を変えてみせる


思い出せず涙溢れる 大切な君の名前を

いつまでも忘れたくはない あの時君がいてくれた
暖かさと その温もりが 私に力をくれた

掲げた手は何かを掴む 落ちていく一番星に
この想いを 伝えたら 例え記憶失っても
いつか出会えるのかな




Track.6
periit memoria -your name-


目覚めると 頬を伝ってく
涙の理由 わからずにいる

夢を見た 記憶は弾けて
過去の星空 へと吸い込まれる


確かではないけど 抜け落ちた大切なもの
探したけれども 空回りするばかりで


星が落ちた あの日からずっと
今まで何度も 追い続けた何かを

今日も明日も 満たされぬ心
答えを求める 手がかりもないのに




その時は 不意に訪れた
無くしたものが すぐ目の前に

すれ違う かすかに聞こえた
鈴の音を 頼りにしながら

貴方を探してく 心の赴くままに
私は駆け出す 答えはすぐそこにある


降り注ぐ 朝日の向こう側
やっと出会えた 君がすぐ側に

届かない すぐ側にいるのに
どうしていいのか わからずにただ進む


君の呼び声が 私に届いた
涙が溢れる 君の名前は
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